『ブランドに性格をつくる』ブランドパーソナリティとゆるキャラ

こんにちは。CEOの栗原沙和子(くりはらさわこ)です。
みなさんは、商品・サービスのユーザー像を設定する際の「ペルソナ」というものをご存知でしょうか。
これは顧客のターゲット(年齢、性別など)をより深く掘り下げたもので、自社の商品・サービスの典型的なユーザー像をまるで実在している人物かのように作り上げるものです。
名前や居住地、職業、収入、趣味、価値観、家族構成、休日の過ごし方やライフスタイルなど設定することで、明確で効果的なマーケティングを行えるようになります。

この「人物像を作り上げる」という作業、企業のブランディングにおいても有効だとされています。
今回は『ブランドに性格をつくる』ブランドパーソナリティについてお話します。

ブランドパーソナリティとは?

言葉のとおり、ブランド(企業そのもの、商品・サービス)のパーソナリティ(性格、人格)という意味で、企業にも人格のようなものを設定することで、「自社らしさ」を表現しようという取り組みです。
若干意味合いは異なるかと思いますが、わかりやすく言うと「擬人化」みたいなものですね。

ある企業の持つブランドパーソナリティが「保守的で慎重な性格」なのか「革新的で大胆な性格」なのかによってイメージされる姿はまったく違うと思います。しかしながら、こういう性格なんだ、とあなたが理解していると「自分と価値観が合うか」とか「こういう人(会社)だったらこういうことをしてくれそう」という想像や判断ができませんか?
自社内においてもブランドパーソナリティを設定することで、「うちの会社はこんなこと言わない(しない)だろう」とか「うちの会社らしい商品だね」という想像・判断が容易になりますね。

こういった「自社らしさ」を設定する方法として王道なのが「経営理念の策定浸透」やそれを通じた「インナーブランディング」なのかなと思いますが、「ブランドパーソナリティを設定する」というやり方からはじめてみる、もしくは経営理念の策定や浸透にあたってよりカジュアルに自社らしさを捉えたい時に用いるとそこから生まれる新たな気づきがあるのではないでしょうか。

ゆるキャラの活用

「ブランドに性格を」という視点で考えた時わたしの頭に浮かぶのが企業や行政・自治体にすっかりおなじみになった「ゆるキャラ」の存在です。
彼らは必ずしもブランドそのものを表した性格をしているわけではなく、どちらかというと地域の特産品をモチーフにした姿形、可愛らしさやキャッチーさといったものを前面に打ち出しているように感じますが、行ったこともない場所や知らない企業でも、なんとなく親近感を覚え「なんだかいいな」と思わせる力を持っていますよね。

ちなみにわたしは千葉県の船橋市に住んでいますが、船橋市がどんなところかまったく知らなくても「ふなっしー」を知っている方は全国にたくさんいらっしゃるのかなと思います。
※ふなっしーは一応非公式キャラクターという扱いなので単に知名度を上げてくれる存在なのかもしれません。。船橋市は破天荒な街ではまったくないので(笑)パーソナリティという意味では実態と違和感があるかもしれませんね。

具体的であるほど、またビジュアル化されているものは、多くの人が共通のイメージを持ちやすく想像しやすいものです。
「ブランドパーソナリティを設定してみよう!」とお考えの会社さまや、自社らしさを共通認識として作ることに難航している時は、「キャラ化してみる」というのも現状打開の一助、あるいは救世主となるかもしれません。

まとめ

インナーブランディングを推進しよう!という場合に、社風によってはこういったアプローチの方が従業員にとって受け入れられやすい場合もあります。
あまり堅苦しくならず、「自分たちに合った方法は」と広い視野で捉えてみると良いのではないかと思います。
次回は当社の隠れゆるキャラについてご紹介をしたいと思いますので、どうぞお楽しみに。