コーポレートカラーから伝わるメッセージや企業イメージとは?その③ モノトーン編

こんにちは。CEOの栗原沙和子(くりはらさわこ)です。
リネン合同会社のサイトをご覧いただきありがとうございます。
前回、前々回に引き続き、「コーポレートカラー」についてのお話をしたいと思います。

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*前々回の記事はこちら

モノトーンとは

モノトーンとは無彩色の色味のことを指します。白・黒・グレーなどがモノトーンに当たります。
色ではありますが「色がない」とも言える、赤や青などと並べると少し異色なカラーです。

他の色のように固定のイメージがつきにくいため、敢えてこういった無彩色を使う、という場合も多く、モノトーンのコーポレートカラーはおしゃれでスタイリッシュなイメージを出すことができます。

黒色(ブラック)の持つイメージ

ブラックの会社ロゴは「シルエット」のような、特定のイメージを与えないのが特徴とも言えます。
また、落ち着き、力強さ、シンプルさ、大人なイメージを持っています。

コーポレートカラーとしては、スタイリッシュでモダンな雰囲気を出すことができ、ファッション系やベンチャー企業にもよく見られるほか、個性を出したい会社が使用するケースも多いです。

白色(ホワイト)の持つイメージ

ホワイトは、清廉さや清潔感のあるカラーです。
またモノトーンに共通のスタイリッシュなイメージも強く持ちます。

ロゴカラーとして使う場合、多くのケースで何らかの色と組み合わせて使用されるため、組み合わせた色の方が強くコーポレートカラーとして印象に残る場合もあります。
そのため、実際に白をロゴカラーとして使う業種業態もさまざまで、印象も配色によって大きく変わります。

webサイトやパンフレットなどでも元の色が白のため、組み合わせ方に工夫が必要ですが、あえて全体的な色味を真っ白に統一されたデザインも見かけます。
難易度は高いですが、非常におしゃれですね。

灰色(グレー)の持つイメージ

グレーは黒と白の中間に位置する色で、白に近いグレーから黒に近いグレーまで、色味の幅を広く持ちます。
また黒や白といった極端な色ではなく、その両方が混ざり合った落ち着いた穏やかな印象を持っています。上品で知的、都会的なイメージも与える色です。

そのシックなイメージからコンサルティングなどのビジネスや、高級感のある商品・サービスに使われることが多いです。

コーポレートカラーの決め方 まとめ

前回のまとめでこのようなことを書きました。

このように色にはよってそれぞれが持つイメージやありますが、みなさんが日頃その色に対して感じているイメージにも近い感覚を持つのではないでしょうか。
使われる業界にも特徴があるので、そこに合わせるのか、あえて違う色を選ぶのかでも企業の戦略が必要になりますね。

この「戦略」という部分について最後に少し掘り下げます。
各色の紹介でも「この色がよく使われる業種業態」について記載をしてきましたが、このスタンダードに則れば見た人に「この会社はこういう事業なんだろうな」という認知を素早くしてもらうことができます。
反面競合も同じような色やイメージで打ち出していれば、お客さまの印象に残りづらいといったデメリットもあります。

反対に「業界のスタンダード」をあえて外したコーポレートカラーを設定すれば、パッと見では「この会社はなんの会社なんだろう?」と分かりづらくなる可能性もありますが、一度認知をしてもらえば印象に残りやすいというメリットもあります。

そのどちらを取るか、という選択に必要になるのが会社の方向性・方針です。

安心感、安定を与える保守的な会社が、他とは違う奇抜なコーポレートカラーで打ち出すと、お客さまの期待する会社へのイメージや、商品・サービスの印象との統一感にズレが起こりやすくなります。
同様に革新的な、新進気鋭の会社が業界のスタンダードに則りすぎるのもまた、お客さまの期待する会社のイメージや、商品・サービスの印象との統一感にズレが起こりやすいでしょう。

それほど「色」というのは見る人に与える印象や効果が強いのです。

裏返せば、もし今ある事業から今後方向性を変えていく、というのであればそのタイミングでカラーを変えると、お客さまにも「変わったな」という印象を強く持ってもらうことができます。

「たかが色」と思わず、戦略的に色を使ってお客さまの心を掴むマーケティングを行ってみてはいかがでしょうか。
当社では「今お客さま(または従業員)が自社に対して持っているイメージはどんなものか?」といった調査から、会社の方向性に合わせた企業イメージのデザインまでご支援しております。
ぜひお気軽にご相談ください。