「わかっているけどできない」ってあるよね

こんにちは。
リネン合同会社CEO、人材育成コンサルタントの中島文平(なかじまぶんぺい)です。

今回は、「わかっているけどできない」ってあるよねという話をしたいと思います。

企業研修でお話していること

私は、リネン合同会社の他に、企業研修の講師の仕事もしているのですが、研修のアイスブレイクで「後出しジャンケン」というアクティビティを行うことがあります。

この「後出しジャンケン」は、研修の受講者に二人一組になってもらい、どちらか一人後出しをする人がわざと負けるというルールで行います。

後から出しているのにもかかわらず、勝ってしまうので、受講者の皆さんはもどかしくも面白くなり、場の雰囲気を活気あるものにすることができます。

アイスブレイクとしての「後出しジャンケン」ですが、実はもうひとつ理由があって行っています。

それは、「わかっていてもできないことがある」を知るということです。

受講者の皆さんには、「負けなければいけないのがわかっているのに、なぜ負けることができないのか」を考えてもらいます。

その答えとしてお伝えするのは、

「勝つこと当たり前だから」
「これまで勝つことだけをやってきたから」
「勝つことが習慣になっているから」

ということです。

そして、「後出しジャンケン」で負けることも何度もやれば、できるようなることもお伝えします。

その後も何回か繰り返してもらうことで、受講者の皆さんは負けることができるようになります。

このアクティビティを通じて、習慣や当たり前に行ってきたことを改めてようと思ってもすぐには変えられないけれど、諦めずに目的を意識して、繰り返し行うことでできるようになることを実感してもらえます。

仕事では「わかっていてもできないことがある」がたくさんある

この「わかっていてもできないことがある」は、仕事を行っていく上でもよくあります。

これまでのやり方ではいけない、変えないといけないとわかっていてもできないことは誰にでもあることです。

仕事での「わかっていてもできないことがある」は、「後出しジャンケン」とは違い、様々な要因がある可能性が高いので、闇雲にやり方を変えようせずに、なぜこのやり方が当たり前になってしまっているのか、習慣化してしまっているのかを整理してみるとよいです。

そうすると、

「誰かのやり方を真似していた」
「昔のルールで始めてルールが変わっても同じやり方を続けていた」

など、何の疑問も抱かずにただただ行動しているだけのことが意外と多くあることに気がつくと思います。

「仕事を細分化してみる」
「まとめてみる」
「順番を変えてみる」
「場所を変えてみる」
「ひとりでやってみる」
「複数人でやってみる」

など試してみると良いでしょう。

これまでの当たり前から脱却できれば、改善する方向へ進めることができるようになります。

もしかしたら、そもそもやる必要すらない仕事が見つかるかもしれませんね。

すぐに変えることができなくても、結果が出なくても、これまでの習慣や当たり前に立ち向かい、変えていくことを意識していけば、必ずできるようになり、結果が出ます。

年を取ると考え方が硬くなってしまい、なかなか変えていくことは難しくなりますが、私も過去のやり方に囚われずに「わかっていてもできないことがある」をなくしていきたいと思います。

すぐに諦めずに試行錯誤しなら継続していきましょう。