人材採用ではペルソナ設定が大切

こんにちは。
CEOの中島文平(なかじまぶんぺい)です。

今回は、人材採用におけるペルソナ設定の大切さについてお話したいと思います。

人材採用については、「人材採用における経営理念の役割」というブログでも触れていますので、こちらもご覧ください。

ペルソナとは

はじめに今回のテーマの鍵になる「ペルソナ」とは何かについて説明します。

一般的にペルソナとは、自社が提供する商品・サービスのお客さま像を設定する手法のことで、年齢や性別だけでなく、実際にその人物が実在しているかのように、居住地、職業、年収、趣味、特技、価値観、家族構成、生い立ち、休日の過ごし方、ライフスタイル、性格的特徴、情報収集行動などを詳細に決めることで商品・サービスの開発や販売方法、情報発信の方向性が統一できるようになります。

このようにペルソナは企業活動の中でマーケティングに利用されています。

求める人材像の明確化の必要性

私が企業支援の中で感じていることは、人材を採用する時に、職種や給料、勤務条件など募集要件は会社の現状に合わせて決定していますが、どのような人材を採用したいかということについては整理できていない会社が多いということです。

「より多くの応募者を集められるようにするために、あえて求める人材像を具体化せず、どんな人でも応募できるようにしよう」という考えになってしまっている会社もあります。

しかし、求める人材像が明確になっていないと、職種や給料、勤務条件などの誰にでも共通するような求人情報しか発信することができなくなってしまいます。

これでは、「より多くの応募者を集められるようにするために」という思惑に反して、応募する人は少ない状況になってしまうでしょう。

人材採用におけるペルソナ設定

応募者を多くするためには、「この会社で働きたい」という気持ちになってもらう“刺さる“メッセージを発信しなければいけません。

そこで必要になるのが、人材採用におけるペルソナの設定です。

マーケティングにおけるペルソナでは、自社が提供する商品・サービスのお客さま像ですので、消費者としての価値観、休日の過ごし方、ライフスタイル、性格的特徴、情報収集行動などを具体化することが重要でしたが、
採用におけるペルソナでは、従業員としての価値観、ライフスタイル、性格的特徴、職場に求めることを具体化することが重要です。

人材採用におけるペルソナの中でも最も重要なのは価値観です。

会社が「チームワークを大切にする」のであれば、応募者の価値観も「個人の力だけでなく、チームの一員として働くことにやりがいを感じる」と設定するとよいでしょう。

まとめ

このようにペルソナを設定できれば、自分が求められていると感じられるような応募者に“刺さる“メッセージを伝えられるようになりますし、そのメッセージに共感した人が応募してくれることになるのです。

「今、この仕事をする人が足りないから」、「新規事業を立ち上げるために人材が必要だ」という視点だけではなく、どのような人に働いてほしいのかという視点を持ち、応募者に届くメッセージを発信していただきたいと思います。